ETF(上場投資信託)とは? メリットや買い方を丁寧に解説

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ポイ活・資産形成の達人
七瀬れんと@FIREシングルパパ

マネーリテラシーの鉄人。
妻の不倫により離婚。裁判で親権を勝ち取り、3歳児のシングルパパに。
育児に全力投球しながらフルタイム会社員として働き、ポイ活と節約で入金力を磨き、米国株インデックス投資と暗号資産による資産運用で資産1億円を達成。子供との時間を増やすため、43歳でFIRE。
家族の食費はポイ活とふるさと納税だけで賄う。
ファイナンシャルプランナー(AFP)、消費生活アドバイザー。

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ETF(上場投資信託)とは?

ETFとは、「Exchange Traded Fund」の略で、日本語では「上場投資信託」といいます。

その名の通り、取引所に上場されている投資信託のことです。
上場株式と同じように、証券会社に口座を開けば、取引所で手軽に売買できます。

金融市場には、TOPIX(東証株価指数)や日経平均株価、S&P500などのインデックス(指数)と呼ばれるものがあります。

インデックスに連動することをめざす投資信託のことをインデックスファンドと呼びます。
インデックスファンドは、一部の個別銘柄が暴落しても大きな影響を受けないため、リスクを分散しながらマーケット全体に投資することができるのです。

そのようなインデックスファンドのうち、取引所に上場されているものが「ETF」です。

普通の投資信託とは違い、信託銀行や郵便局では買うことができません。
証券会社で買うことになります。

ETFは取引所に上場しているため、上場株式と同じように、証券会社を通じて証券取引所に買付や売却の注文を出します。

ETFの価格の決まり方

投資信託は、1日1回、基準価格が定められます。

一方、ETFは、価格は株式同様に市場にてリアルタイムで値動きしており、指値と成行のどちらでも注文を出すことができます。

株価と同様に、買いたい投資家が多ければ値上がりし、売りたい投資家が多ければ値下がりします。

株式と比べると、価格の波は大きくありません。

「指値」と「成行」とは?

■ 指値注文

指値注文とは、値段と口数を指定する注文方法で、「1口1,000円で10口買います(売ります)」というような注文方法です。
売り手(買い手)がつけば、希望の値段で買うことができます。
しかし、売り手(買い手)がいなければ、買う(売る)ことができません。

■ 成行注文

成行注文とは、値段を指定せずに「すぐに10口買います(売ります)」というような注文方法です。
他者の指値注文と売買することになります。
必ず買う(売る)ことができますが、予期せぬ値段で売買が成立してしまう可能性もあります。

ETFと投資信託では、一般的にETFのほうが、購入時や保有期間中の手数料が安いことが多いです。

ETFと投資信託では、どちらが優れている、どちらが劣っているという訳ではありません。
自分の運用スタンスを考えたうえで、どちらが向いているかを考えることが大切です。

ETFの特長

ETFには、次のような特長があります。

  • 手軽に分散投資できる
  • 値動きがわかりやすい
  • コストが低い
  • リアルタイムで売買できる

ここでは、ETFの具体的なメリットについて解説します。

気軽に分散投資できる

ETFはの投資対象となる指数は、さまざまな銘柄で構成されおり、1つのETFを持つことで、個別企業の株式に投資するよりもリスクを抑えながら分散投資することが可能です。

投資の世界では、「すべてのタマゴを1つのバスケットに入れるな」という格言があります。
資産(タマゴ)を1つの銘柄(バスケット)に全部つぎ込んでしまった場合、その銘柄が値下がりする(バスケットを落とす)と、資産の損失が大きくなります(タマゴがすべて割れてしまう)。

資産を多くの銘柄に分散させておけば、そのうちの一部の銘柄が値下がりしても、資産全体への影響は限定的です。

値動きがわかりやすい

ETFは、指数の動きに連動するように運用されていますので、値動きがわかりやすいのがメリットの一つです。

日経平均株価やS&P500などのように、マーケット全体に連動するように値動きするので、大きな値動きがあれば、新聞などで必ず原因が解説されます。

そのため、売買のタイミングを判断するための情報を、常に容易に入手することができるのです。

また、個々の企業の株式などへの投資と違い、マーケットが将来成長するか否かで投資判断を行うことができるので、企業研究などに時間を割かなくて良いというのもメリットです。

コストが安い

ETFへの投資にも、普通の投資信託と同様に、手数料がかかります。

売買時に発生する手数料と、保有している期間発生し続ける保有コストとの、2種類の費用が発生します。

ETFは、一般の投資信託に比べてコストが安いのがメリットでしたが、最近は一般の投資信託も手数料が下がってきており、今はそこまで大きな差ではなくなってきています。

売買手数料

売買手数料は、株式の売買手数料と同様に、証券会社に対して支払います。
昨今、売買手数料は下がってきており、手軽に投資ができるようになってきています。

購入時の手数料で見ると、上場していない投資信託のインデックスファンドの場合は、「ノーロード(手数料無料)」と呼ばれる手数料ゼロの商品が圧倒的に多いです。

一方、ETFは上場しているため、株式の売買と同様、原則として売買手数料がかかります。

信託報酬

FIREに向けて筆者が最も重視しているのが、信託報酬の違いです。

信託報酬は、長年、ETFの方が圧倒的に低い水準にありました。
インデックスファンドであっても、上場していない投資信託の信託報酬は、ETFの約10~15倍程度かかるケースがほとんどだったのです。

しかし、現在は、上場していない投資信託であっても、インデックスファンドの信託報酬はだいぶ値下がりしました。
たとえば、SBIアセットマネジメントの『バンガード・S&P500インデックスファンド』が0.09%、三菱UFJ国際投信の『eMAXIS Slim』シリーズは0.1%前後です。

このように、上場していない投資信託であっても、信託報酬がかなり安い銘柄が登場してきました。

そのため、信託報酬の面で投資信託とETFを比較すると、現在でもETFの方が少し安いものの、あまり気にしなくて良い程度の差になってきています。

リアルタイムで売買できる

ETFはリアルタイムで変化する市場価格を見て、自分で判断し、売買することもできます。
この一連のプロセスは、一般の投資信託にはない特徴です。

「チャートを見ながら、売買のタイミングを自分で判断したい」という方には合っているかもしれません。

逆に、一般の投資信託は、ドルコスト平均法など積み立て投資を長期間実践したい方に向いている投資だと言えます。

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