数か月~数年に一度に点灯する、「ビットコイン(BTC)の爆上げ」を予知するサインがあります。
それが、「ハッシュリボン」というインジケーターです。
この記事では、暗号資産(仮想通貨)の初心者でも「ハッシュリボン」のサインについて内容を理解し、投資行動に役立てることができるように、丁寧に解説します。
「ハッシュリボンの買いサイン」はビットコイン爆上げのサイン
「ハッシュリボンの買いサイン」は、「ハッシュレート指標の30日移動平均線が60日移動平均線を上回る」際に点灯します。
分かりやすく言い換えると、「ビットコインマイナーの数が、下落傾向から上昇傾向に転じた時」と言っても良いでしょう。
「ハッシュレート」とは、ビットコインマイナーの計算能力のことです。ハッシュレートについて詳しく理解したい方は、こちらの記事をご覧ください。
なお、ハッシュリボンは、中長期のビットコイン相場の方向を予想するのに使えるインジケーターです。
短期売買の参考にはならないのでご注意ください。
過去のハッシュリボンの買いサイン点灯時のチャート
ハッシュリボンは、ビットコイン(BTC)の価格と直接関係ない「ハッシュレート」を使用したシグナルです。
しかし、これまで、ビットコイン相場の上昇トレンドを非常に高い確率で予言してきたシグナルとして、当しかの間で注目されているシグナルです。
この記事では、直近1年間で、ハッシュリボンがいつ点灯し、その後の相場がどのように変化したかを解説します。
2020年12月のハッシュリボン点灯
ハッシュリボン点灯後、4か月にわたってビットコイン(BTC)相場が大きく上昇しました。
ビットコインの価格は、ハッシュリボン点灯時の3倍以上にまで高騰しました。
2020年7月のハッシュリボン点灯
ハッシュリボンの買いサインの点灯後、約10日後からビットコイン価格は大きく上昇し、1か月後までに約30%上昇しました。
2020年4月のハッシュリボン点灯
前月にはコロナショックによる大暴落がありましたが、ハッシュリボンの買いサインの点灯を機に市場の相場が上目線になり、1か月半ほどで、ビットコイン価格は暴落前の水準にまで戻すことができました。
2019年12月のハッシュリボン点灯
ハッシュリボンの買いサインの点灯後、約1か月半後までに、ビットコインの相場は40%程度と大きく上昇しました。
このように、ハッシュリボンの買いサインが点灯すると、非常に高い確率で、ビットコイン相場が上昇に向かうことがわかると思います。
2021年8月のハッシュリボン点灯後の相場予測
2021年8月8日にも、ハッシュリボンの買いサインが点灯しました。
約8か月ぶりの点灯です。
2021年4月にはビットコインがATH(過去最高値)を更新しましたが、5月中旬ごろまでに大きく値を下げ、その後は方向感を失い、レンジ相場を形成していたところ、8月にハッシュリボンの買いサインが点灯したのです。
上のチャートで、黒い線は200日移動平均線です。
この非常に強い抵抗線に挑んでいる最中にハッシュリボンが点灯したのです。
市場の空気が一変し、強気派が優勢になったように感じます。
200日移動平均線は非常に強力なので、突破するのに数日かかると思われますが、この線を抜ければ一気に相場が吹き上がる可能性があり、今後の相場の動向から目が離せません。
ハッシュリボンのインジケーターを自分で確認するには?
TradingViewという、トレーダー必携のサービスがあります。
有料版がおすすめですが、無料でも十分使えます。
まだTradingViewを使ったことがない方は、すぐに登録した方が良いです。
TradingViewにここにユーザー登録したうえで、こちらのリンクからインジケーターを登録すると、BTCUSDチャート上にインジケーターが表示されるようになります。